宇野系らんちゅうの魅力とは

宇野系らんちゅうは、かけあわせによって生まれた品種です。
宇野仁松さんが50年もの歳月を費やして生み出したらんちゅうであり、
元々の直系統にあたるDNAを持つ品種であるといわれています。

背びれがなく、ひれが小さくて大きく広がらないという特徴があり、
体格についても寸胴で厚みがあります。
尾びれはサクラ尾であり、3つ尾から4つ尾になっています。

もっとも特徴的なところは顔面と頭部であり、いくつもの肉瘤の
盛り上がりがあります。
順育状態の良い宇野系らんちゅうはこぶが顔の前面にきれいに
並んでついていて、背中から尾びれにかけてはなだらかな曲線に
なっています。

品評会で高く番付けされた宇野系らんちゅうは色もサイズも
一級品ですので、1匹で数百万円という値段がつきます。

らんちゅうの愛好家の方には、宇野系のようにかけあわせに
挑戦している方も少なくありません。

育成する上では病気にならないように心がける、
肥満にならないように運動させる、順育を狂わせないように
飼育するといったさまざまな注意が必要です。

らんちゅうは繊細で上品な金魚ですので、手順をも誤ると
すぐに命にかかわるということも多々あります。

飼育ガイドやマニュアルなどが書籍になっているほか、
らんちゅうの飼育ブログやサイトを開設している方もいます。
コミュニティで交流してみたり、情報を交換することも良いでしょう。

ペットショップや水系の専門店であれば、店主の方が飼育している
可能性もありますので、問い合わせてみましょう。

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