らんちゅうの成長記録

らんちゅうは観賞魚として人気が高く、愛好者の方の間では
成長記録をつけているという方も少なくありません。

個体差はありますが、らんちゅうは、産まれてから約7ヶ月を
かけて成長していきます。
ただし、エサのあげ方や水の取り替え方によって成長具合は
変わり、大きさに差が出たり、十分に育つ前に死んでしまう
といったこともあります。

産まれたばかりのらんちゅうは黒い色をしていて、1週間で
体長10mm程度まで成長します。

成長についてこまめに記録しておけば、細かな成長の様子も
しっかり把握することができるでしょう。

生後2週間で体長が13mm、3週間で16mm程度にまで
大きくなりますが、このくらいですと慣れていない方であれば、
見た目には成長具合があまりわかりません。

生後3週間頃になって写真などで生後と見比べてみると、
成長具合を実感することができるでしょう。
この頃も体の色はまだ黒いままです。

生後1ヶ月になると、らんちゅうの体長は平均で約20mm程度
になります。
さらに生後2ヶ月になると、42mm程度にまで成長します。

また、この頃から体の色が徐々に黒から赤へと変化し始めます。
黒いらんちゅうは、黒いままではありませんので安心してください。

生後3ヶ月で大きさは55mmほどになり、体の色は黒よりも
赤の割合が多くなってきます。
そして生後4ヶ月には70mm程度にまで成長し、色も赤と黒から
黒が消え、赤と白へと変化していきます。

この頃からエサをたくさん食べるようになりますが、
よく食べるからといってあげすぎてはいけません。

生後5ヶ月には85mm程度にまで大きくなり、成長のスピード
としてはこの時期がピークということになります。

その後は生後6ヶ月で97mm程度、そして生後7ヶ月で10cmを
超えるほどの大きさとなります。

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