ランチュウの特徴

ランチュウは金魚の一種ですが、その形に大きな特徴があります。
金魚は観賞魚として品種改良が進められ、非常に多くの種類があります。

それぞれの種類に愛好者の方もいるものですが、その中でも
ランチュウは際立った特徴を持った種類となっています。

その美しく優雅な姿は、『金魚の王様』や『生きた宝石』といった
異名を持つほどです。

そのもっとも大きな特徴は、頭の形にあります。
『こぶ』と呼ばれる肉の塊がついていて、頭の大きさが非常に
大きくなっています。

その形は個体によって異なり、『獅子頭』や『龍頭』などと
呼ばれて分類されています。

そして背びれはなく、身体の全体は丸みをおびています。
大きな頭にずんぐりとした丸い胴体というだけでも特徴的で
あるのですが、尾びれも特徴的なものになっています。

らんちゅうの尾びれのうちもっとも形が良いといわれて
いるものは、お椀のように開いているものです。
らんちゅうの優雅さを表現する上でとても大切な要素となっています。

流線型をした金魚のように機敏に泳ぐのではなく、ふわふわと
浮かぶように尾びれを揺らしながら、見方によっては堂々と
ゆっくりと泳ぎます。

色は赤と白からなっていて、そのバランスがポイントとなります。
赤が多いと非常に華やかなイメージになりますが、真っ赤な
だけでなく白が混ざることによって、豪華な感じにもなります。

どんな色が良いかということには個人の好みもありますが、
品評会などで選ばれているものは誰が見ても素晴らしいと
感じるものばかりです。
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