らんちゅうの黒子購入アドバイス

らんちゅうといえば、白と紅の見事な柄や肉瘤の形の良さ、
愛くるしい泳ぎ方などを観賞して楽しむ金魚です。

ただ、一口にらんちゅうといっても、成長過程によって
その姿は大きく異なります。

一般的に目にされる色の鮮やかならんちゅうは、
生後3、4ヶ月ほどが経過してからのものです。
この状態のらんちゅうに成長する前には青子、黒子
という成長過程があります。

青子や黒子といった状態であるらんちゅうは、知識のある方が
見なければそれがらんちゅうであるとはわからないでしょう。

特に黒子の状態については、金魚のことを知らない方であれば、
ただの黒い金魚であると思われるかもしれません。

らんちゅうの黒子とは、名前の通り、全身が黒っぽい色を
している状態のものです。

稚魚である青子の状態を経て黒子になるのですが、この状態は
本来の色と柄になる生後3、4ヶ月までのわずかな間でしかありません。
金魚の中でもかなり長寿であるらんちゅうの形態としては、
かなり珍しい状態です。

黒子から青子に至る状態を含めた成長過程を楽しむために、
稚魚の状態から飼育している愛好家の方も少なくありません。

実は黒子にもいくつかの種類があり、その大きさによって
分類されています。
2、3cmサイズ、5cm程度のサイズの黒子があります。

黒子の状態のらんちゅう自体が希少であるということもあり、
黒子をショップなどで販売しているということはあまりありません。
目にする機会があれば、かなり珍しいことです。

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