らんちゅう用の水槽を選ぼう

らんちゅうを飼育する環境としては池が最適であると
いわれていますが、どこにでも池をつくることができる
というわけではありません。
多くの場合は水槽で飼うということになります。

水槽でらんちゅうを飼う場合には、できるだけらんちゅうの
ことを考えて適切なものを選ぶようにしなければなりません。

一般にらんちゅうを飼うための水槽としては、通常の
熱帯魚などを飼うものよりも水深が浅めのものを選びます。

ペットショップに行くとらんちゅう専用の水槽も販売されて
いますので、その中から選ぶと良いでしょう。
水を替えやすいように工夫されているもの、断熱材が
入ったものなど種類があります。

金魚を飼う水槽というとガラス製の四角いもの、金魚鉢などが
イメージされますが、らんちゅうはどちらかというとその泳ぐ姿を
上から見るものであるといわれています。

そのため、色のついたプラスチック製の浅い水槽を利用
している方が多いようです。

透明の水槽でも飼うことはできるのですが、らんちゅうが
ガラスの面に頭をぶつけてしまい、こぶが硬くなって
発達しないという事例も少なからずあります。

水槽の大きさはらんちゅうの数によっても異なりますが、
運動不足にならないように大きめのものを選ぶようにしましょう。

逆にいえば、水槽が小さいときにはらんちゅうをたくさん
入れないようにします。

はじめて飼うというときは、まず2、3匹にするようにしましょう。
狭い水槽にらんちゅうを入れすぎると、形についても良く育たない
ということにもなります。

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